節分 今年、鬼どうする?案件

2025.2.5 おしお幼稚園節分
今年、鬼どうする?案件
日本の伝統文化に触れられるいい機会にしたいね
でもこわい思いをさせてまで園でやる必要ある?
トラウマなんて大人になったら忘れるかもだけど
その恐怖心を乗り越えられる年齢まではやはりキツいんじゃない?
みんなで協力して乗り越える力って別の場面じゃ獲得できないの?
鬼のお面をつけた子どもが鬼をやっつけるってなんか変じゃない?
でも豆まきはやりたい子も多いよね
などなど…
ナマハゲがピンポンを押して親にお伺いを立ててから来る時代
っていうのをどこかで聞いて
ますます悩ましい
全ての園行事は毎年見直します
「例年通り」というのは違うよなぁと
そもそも子どもが毎年違うわけで…
だから今年は今年のクラスの子たちと話し合って決めました
「園長先生の中に鬼が入ってきちゃった」って設定
お豆さん(未満児は紙を丸めたもの)を投げて園長先生の体から鬼を追い出そう!
で、投げまくってるとスポーン!とカツラが取れて、めでたしめでたし
ある日
「えんちょうせんせい、オニやってください」
って言いにきたのは年少組さん
自分たちで作った鬼のお面をつけて豆まきをしてみたいとのこと
渡された手作りの鬼のツノを頭に乗せて走ります
それをめがけてお豆さんを投げまくります
「鬼ゲームに乱入してください」って年長組からの依頼
楽しく鬼ゲームをしているところに鬼のカツラをつけた園長が乱入します
年長ぐらいになると怖がるというよりおもしろがってます
豆は顔に当たると痛いです
みんなそれぞれ考えていておもしろかったです
こわくて泣く子は一人もいなくて
豆まきの意味も先生たちがちゃんとお話をしてくれて
おかげで楽しみながら日本の伝統文化に触れられる機会になりました
園長*やすもとちかゆき
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