気を付けよう、身近な依存症

2021.10.20 アンズ調剤薬局依存症というと覚せい剤などの不正薬物を思い浮かべるかもしれませんが、実はもっと身近なところにも依存性があるものがあります。自分では気づかないうちに依存している場合があるので注意しましょう。

禁煙が容易ではないのはニコチン依存が原因

米国の作家マーク・トゥエインがふざけ半分で「禁煙なんて簡単。私はもう何千回も禁煙した」と言ったとか。この言葉からわかるのは、禁煙を成功させることがいかに難しいかということです。この困難をもたらしているのは、タバコの葉や煙に含まれるニコチンです。ニコチンは覚せい剤と同じように非常に強い依存性がある成分です。禁煙を始めると、3日後ぐらいにイライラや頭痛、不安感、体のだるさなどの禁断症状がひどくなります。これは体からニコチンが抜け出すときに起こる症状です。この時期を乗り越えられるかどうかがニコチン依存症脱出のカギとなります。
自分の意志だけでは禁煙が難しいときは、医療機関の禁煙外来などを利用しましょう。ニコチン依存症と診断されるなどの条件を満たせば、公的医療保険が適用されます。

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