目の疲れは早めの解消が肝心

2020.10.21 アンズ調剤井薬局昨今、自宅にいる時間が増えた結果、大人も子どもも、パソコンやスマートフォンなどIT機器の画面を見る時間も増えたのでは。そうした人が注意したいのが目の疲れです。全身にも悪い影響を与えるので早めの対策が大切です。

ドライアイや毛様体筋(もうようたいきん)の緊張が原因に

目の疲れの原因はさまざまですが、中でも多いのが目の表面が乾くドライアイです。パソコンやスマートフォンなどの画面を見ていると、無意識のうちにまばたきの回数が減ります。目の表面を覆う涙が蒸発しやすくなり、その結果、目の疲れや痛み、ショボショボしたりゴロゴロするなどの症状が現れます。さらには、首や肩のこり、頭痛、背中の痛み、イライラなどを招くことがあります。
目の疲れは、ピントを調整する筋肉のコリからも起こります。私たちは、近くの物を見るとき、眼球にある毛様体筋という筋肉を緊張させ、水晶体を厚くしてピントを合わせます。近くの画面を長時間見続けると、毛様体筋は緊張し続けます。また、度数の合わない眼鏡を使ったり、暗い場所で読書や作業を行ったりすると、毛様体筋が無理にピントを合わせようとするため、同様に目の疲れを招きます。

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