おしえて南花台 第14回 南花台こどもくらぶ

咲っく南花台も4年目を迎え、地域の皆さんに知っていただく機会も増えました。

今回は、地域団体からのご紹介です!

南花台で発足して5年、南花台こどもくらぶの皆さんにお話を聞いてみました!

DSC_0010 こどもくらぶ小-300x225

 ※今回お話をお聞きした4名と、こどもくらぶの象徴でもある「ロゴ」

現在、こどもくらぶは役員15名、運営委員7名を中心に運営しています。また、行事の時には多くのサポーターの方に支えられ活動しています。ほとんどの方は、南花台のまちをより良くしようと他団体でも活躍されている方ばかりです。今回は上半期の報告会の後に数名お集まりいただき、お話をお聞きしました。

 

Q、南花台こどもくらぶの、設立の経緯を教えてください。

平成27年6月に、南花台自治協議会の支援を受け、発足しました。

それまでは、他地区と同じように保護者の方々が役を担って運営しておりました。年々のこども会員数減少など、色々な要因があり、閉会という苦渋の決断をされました。このことを受け、地域住民を中心に協議をし、こどもたちの活動の場を残したいという思いから、発足に至りました。現在は、会員数が108名と南花台に住む小学生の約半数がこどもくらぶに登録してくれています。

サポート事務局:全体的にこどもの数が年々減少しているのも、原因の一つだったとも思いますが、現在5年目を迎える今年度の会員数は108名と大きく増えています。何か発足時に対策をされたのでしょうか?

以前のこども会では、会員の保護者の方が役を担い、子育てや仕事をしながら、頑張って運営してこられました。このようなことも負担に感じられるという声もお聞きしました。そこで南花台住民による運営で、負担の大きい役員を地域住民が請け負うことで、新しく南花台こどもくらぶとして生まれかわりました!

運営が地域住民主体の他に、たくさんのこどもたちに参加してもらうために改善した点ですが、南花台に暮らすすべての小学生に参加資格があることです。もちろん、今までのように自治会の加入有無も問いません。

しかも、今までのように会費制ではなく、行事ごとに参加費制にしたことで、こどもたちは好きなイベントに参加することができるのです。今までの良いところは残して、さらに保護者の方の意見を取り入れながら行事を企画しています。

サポート事務局:本当に、保護者には負担がなく、気軽にこどもが参加できるようにしたんですね(^^)お話を聞くと、簡単なことのように思えますが、実際は地域の皆さんの協力や、支えあいがないと成り立たないことですよね。

 

 

Q.主な活動内容を教えてください

2019年度実績ですが、毎年5月にはスタートフェスタを実施

こどもくらぶ スタートフェスタ

7月には陶芸教室、8月にはパン教室と続きます。

特に、7.8月の教室は、夏休み中ということもあり各教室とも50名を超える参加がありました。また、これらは地域のご協力があり開催できております。

こどもくらぶ 陶芸教室 パン教室

今年度は、親子交流会や、毎年一番人気のあるクリスマス会、たこ作りから始める凧揚げ大会、お別れ会などまだまだ行事がたくさんありますので、ぜひ多くのこどもたちに知ってもらい、参加して欲しいです。

行事の詳細は、咲っく南花台こどもくらぶの投稿ページにも掲載しています。

Q.今までの活動の中で印象に残ったエピソードはありますか?

活動を通じて、こどもたちを見守る中、こどもたちの成長や、その子自身の良さも発見できるので、一緒に活動していて驚きと発見がたくさんありますよ。

 

今年で5周年になりますが、小学生だったこどもたちが中学生になって、この活動を応援してお手伝いしてくれたことです。今年の夏の滝畑宿泊キャンプではスタッフが13名、サポーターが12名も参加してくれました。

サポーターの中には、こどもくらぶを卒業した中学生もいて、夜の活動のキャンプファイヤーでは小学生たちを上手くリードしてくれたり、歌やゲームで場を盛り上げてくれました。これからも先輩から後輩へと繋いでくれることを期待しています。

DSCN0416  こどもくらぶ キャンプファイヤー

※宿泊キャンプでの様子

DSCN0436こどもくらぶ 宿泊合宿5周年

※役員さんの手作りです。「こどもくらぶ5周年」と燃えています!

サポート事務局:こどもたちがこどもくらぶで得た経験で、成長した姿が見られて、皆さんもうれしかったでしょうね。まだまだこれからも、このような良い連鎖が続いてほしいですね(^^)

 

 

Q.こどもくらぶとして地域活動に参加していることは?

8月の夏祭りには、1団体として参加しています。今年はスーパーボールすくいなど、多くのこどもたちでにぎわいました。こちらは他団体との連携で、要請があれば手伝いなど応援をしています。また、河内長野市こども会育成連合会の行事にも参加協力し、他地区との交流もしています。

 

サポート事務局:地域の活動団体でそれぞれが活動し、情報を共有することで、こどもくらぶの活動にも役立っているのですね。

 

Q.これからの南花台についてどう思われますか?

南花台こどもくらぶの活動は、自治協議会の支援を得て発足しましたが、もちろんそれだけでは成り立たず、地域のご協力が大きいです。

各行事の申し込み案内等は、小学校の先生方の協力があり、配布することができています。

また、年二回発行するこどもくらぶニュースも小学校を通じ配布しています。こどもたちの活動を、紙面で配布してくれるのは保護者にとってもうれしいことですし、やはり学校と地域住民の連携がないと成り立ちません。

河内長野では、南花台に関わらず少子高齢化が進んでいますが地域団体を通じて、住民同士が情報を共有し、小学校や中学校と連携しながら活動し続けています。

私たちは活気あるこどもたちの声が南花台のまちに響くようになればと願いながら、今まで以上にこどもたちや保護者の声を聞き、よりよい関係が築けるように地域のために活動を続けていきたいです。

サポート事務局:地域との連携を通じて、活気あるまちづくりを目指している南花台は、とても素晴らしいと思います。これからもより良い町づくりを目指して頑張ってほしいです。