今回は、南花台みこし会の皆さんにお話をお聞きしました。
南花台みこし会は、現在22名の方が活動されていて、2017年に発足したばかりの会です。
発足の経緯や、活動内容などを詳しくお聞きしました♪
Q、南花台みこし会とはどういう会ですか?
南花台地域の夏祭り、子ども祭りの行事として、子どもの健やかな成長を願い、こどもが活気あふれ主体的に参加できる行事として、みこしの製作および、地域でのみこしパレードを実施しています。
今年は8月5日(土)子ども祭りで ”こどもみこし” のパレード及び8月6日(日)本祭りで ”中学生みこし” のパレードが行われました。
その様子は、南花台みこし会のこちらのページにて紹介しています。
Q.発足の経緯は?
もとは、南花台こどもくらぶで、小学生のみこしを2年ほど前から制作・南花台の夏祭りの1つのイベントとして始まりました。当時は有志一同で制作をスタートし、完成後、小学生を中心に担いで南花台のまちを歩いて回っていました。この子供みこしは、南花台の小学生を中心に低学年・中学年・高学年と3基に分けています。
それがきっかけとなり、今年度より、南花台自治協議会の関連団体として、南花台みこし会という地域団体として発足しました。
Q.今年の活動内容は?
地域団体として、自治協議会の支援のもと、まずは中学生用のみこしの製作がはじまりました。
小学生のみこしはもともと3基あったのですが、地域とのかかわりや関係性が一番必要な時期の中学生に、地域で活き活きと活躍できる場をと思い、中学生みこしを制作することになりました。
制作の様子は、南花台みこし会の記事をご覧ください。みこしの製作にはそれぞれの得意分野を生かし、設計をするもの、制作をするものなど分担しながら制作しました。
※上から小学校低学年用、中学年用、高学年用の3基のみこし
※子ども達との飾りつけの様子
※今回新たに制作した、中学生みこし。欄間部分は中学生の作品です!
見ての通り、以前制作した小学生用の子供みこしをモデルにし、サイズも大きく製作しました。
中学生のためのみこしということで、宮式にし、現役中学生に欄間部分の絵の作成をお願いし、中学生らしいみこしに仕上げることが出来ました!これにはやはり地域とのかかわりや関係性が重要だと思いました。
完成当初は、コノミヤテラス前に展示し、多くの方に披露することが出来ました。
Q.完成後、苦労されたことは何ですか?
お披露目と同時に、中学生みこしの担ぎ手を募集していたんですが、なかなか応募が集まらず…
中学生というと、恥ずかしい年頃でなかなか担ぎ手も集まらずどうしたものかと思っていたところだったんですが、当日はうれしいことに12名の中学生が集まり、元気よくみこしパレードに参加してくれました。
※パレード当日の様子
サポート事務局:中学生という一番思春期な時季に、地域交流するのはとても恥ずかしく、勇気がいることだと思います。ですが、一度始まってみれば、みんな楽しそうにしていますね(^^)
そして、中学生用のみこしは、やはり小学生用のかわいらしい華やかなものとは違い、動きにも迫力がありますね!
Q.その他の活動や、今後について
他にもみこし会では中学校や小学校からの依頼があり、ボランティアとして本棚の製作や、ジャングルジムのペンキ塗りなどのボランティア活動も行っています。私たちの活動を知ってもらい、顔を覚えてもらうことで、たくさんの小中学生が毎年みこしパレードに参加してくれたらという思いがあります。
また、今後この行事が恒例化し、たくさんの人が集まることで地域が一つになり、活性化に繋がればと思っています。
サポート事務局:地域とのかかわりを、小学校や中学校を通じて、様々な形で作り上げていこうとする皆さんの思いが、将来の南花台を担う子供たちにも伝わればいいですね!