糖尿病は周知のとおり、血液中のブドウ糖濃度を示す血糖値が慢性的に高くなる病気です。自覚症状に乏しく、血糖値が高いまま放置すると全身の血管がダメージを受け、目、腎臓、神経などが障害されたり、脳梗塞や心筋梗塞などが起こりやすくなったりします。
肥満やメタボの人は糖尿病になりやすい
血糖値は、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの働きで一定に保たれています。原因はまだよくわかっていませんが、ウイルスや細菌などの外敵を攻撃するための免疫の働きが自分自身の膵臓に向かい、膵臓の細胞が破壊され、インスリンが分泌されなくなることで血糖値が高くなることがあります。これを1型糖尿病といいます。
糖尿病にはもうひとつ、2型糖尿病と呼ばれるタイプがあります。肥満やメタボリックシンドロームが原因となって、インスリンの働きが悪くなるのです。すると膵臓は、インスリンの働きを補うために分泌量を増やすのですが、やがて疲れ果て、インスリンの分泌量が減って、血糖値が高くなります。糖尿病の90%以上をこの2型糖尿病が占めています。
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